こんにちは、ポメ子です。
今回は、TOEFLのReadingの対策についてお話していきます。
私は正直に言ってこのReadingが得意ではなく、初めはスコアも11というかなり無残なものでした…笑
ですが、苦手だということはしっかり認識していたため、最初からかなり重点的に対策に取り組み、最終的には25点、最高で26点まで上げることができました。
1.TOEFL Readingの概要
公式ホームページによるReadingパートの説明は以下のようになっています。
アカデミックな長文読解問題で構成
■問題数:3-4パッセージ
(各パッセージ約700語、12-14問)
■時 間:60-80分
私は計4回TOEFLを受験したのですが、全て3パッセージ60分の出題形式しか経験したことがないので、基本的にはそのパターンが多いかと思います。
どちらにせよ、1つのパッセージにはそれぞれ20分ずつしか費やすことができません。
TOEICとかの時間感覚からすると、1パッセージに20分というのはかなり余裕があるような気がしてしまいます。
ですが、はっきり言って全然余裕なんてありません。
個人的にはReadingは時間との勝負です。
ある程度単語力さえあれば、文章の読解にはさほど難しさを感じることはないでしょう。
私の場合は、時間無制限で練習問題をやったとき、ほぼ満点に近い点数を出すことができました。
ところが1パッセージ20分の制限時間を設けて回答すると、どうしても20点ちょっとしか取れませんでした。
TOEFL Readingは時間との勝負です。
そのため、多読、速読の練習に重点を置いた学習をすることをお勧めします。
また、Speaking、WritingにおいてもReadingの能力が試されることになります。
そちらもかなり厳しく時間が制限されていますので、時間内に課題文を読み終わらないよーという方は、まずReadingの力をつけてからそちらのパートの対策を始めたほうがいいかもしれません。
2.TOEFL Readingのポイント
・アカデミックな文章に慣れる!
TOEFLは一般的に大学入学時の試験として課されることが多いため、その内容もTOEICのような日常で目にするようなものではなく、かなり論文に近い内容になっています。
例えば公式ガイドに載っている「クジラ目の動物の起源」や「砂漠の形成」などといった内容の英文をこれまで読んだことがありますか?
私は全くありませんでした!!!
そういった経験がなかなかない人は、まずアカデミックな内容の文章に慣れるのにかなり時間がかかってしまします。
単語がわかってなんとなくサラサラと読んでいても、実際に理解はできておらず、結局
問題を解くときに、パッセージを何度も読む羽目になります。
初めからスラスラと理解できる人なんていません。
まずは小論文やニュース記事などといった難しい内容のものを読み、文章に慣れることを意識しましょう。
・時間配分は柔軟に!
色々なサイトや対策本を読んでいて、「1パッセージは必ず20分以内!最後まで解けていなくても、時間になったら次のパッセージへ!」と書かれていることが多く見受けられました。
私も助言に従い、その通りに解答していたのですが、いかんせん私にこのやり方は合いませんでした。
恐らく1つのパッセージに時間をかけすぎると最後のパッセージがほとんど手つかずになってしまうので、それを防ごうということでしょう。
ですが、個人的には時間を気にしすぎて焦って解いているときよりも、1パッセージずつ丁寧に解答した時の方がかなり点数が高く出ました。
極端なことを言ってしまうと、2パッセージが満点で3パッセージ目が無解答だった場合でさえ、20点前後は確実に取れるのです。
だからと言って、最後のパッセージを捨てろと言っているわけではありません。
このパッセージの問題は解けそうだけど時間がない、というときには3パッセージ目の時間を多少削ってもそちらを優先した方がよいでしょう。
またこのパッセージは難しくて全然わからない、時間も足りない、というときにはさっさと切り上げて他のわかるパッセージに時間を費やす。
要は臨機応変に時間配分をした方が、スコアは必然と上がってくるということです。
もちろん、Readingが得意で制限時間内にすべて解答を終えることができる人はこの限りではありませんよ!
私はもちろんそんな経験がないのでわかりませんが、やはり各パッセージ20分ずつの配分が最善かと思います。
・単語力をつける!
TOEFL単語対策でも書きましたが、Readingで高得点を獲得するためには単語力が必要不可欠です。
TOEFLでは皆さんがこれまで大学受験やTOEICで覚えてきたような単語とは全く異なる、専門的な用語が多く出てきます。
そのような単語を知らなければ、正直言ってReadingで点数を取ることは不可能に近いです。
逆に言ってしまうと、頻出単語をすべてカバーできていれば、高得点への足掛かりはほぼできているといっても過言ではありません。
例え勉強時間が確保できない時でも、単語だけは毎日やっておくことをお勧めします。
・段落ごとに読む!
様々なTOEFL対策サイトや対策本を読んだ結果、自分に一番合っていた方法がこの「段落ごとに読み、解答する」でした。
TOEFLのReadingでは、解答時に参照すべきパラグラフが設問ごとに書いてあります。
そのため、Readingの本文をすべて読んでしまうのではなく、1パラグラフ読み終わるごとに、それに関する設問を答えていくことが、時間内に終わらせるコツなのです。
全文を読んでから各設問に取り掛かるのも悪くはないと思いますし、一部対策本ではそのような助言がありました。
しかし私の場合は、全文→設問だと解答が書いてある箇所を探すのに手間取ったり、細かい例などを忘れてしまったり、とかなり時間がかかり、ほとんど解答できないことが多かったため、途中から段落ごとに読むやり方に変えました。
恐らく時間が足りる人は全文→パラグラフ毎→設問なんてやり方でもよいでしょうし、きっとその方が全体を把握してから各設問に挑めるので確実なのでしょう。
しかし時間内に終わらない人間にとっては、そのようなやり方は夢のまた夢なので、やはり段落ごとに設問を解くことをお勧めします。
3.TOEFL Reading対策用の教材
こちらは次回のブログでご紹介します。
いかがでしたか。
Readingはかなり試行錯誤しながらやっていたので、思っていたよりも書くことが多くなってしまいました。
私が実際に使用したReading対策用の教材については、次回詳しくご紹介していきます。
それでは。