こんにちは、ポメ子です。
今日はTOEFLのReading対策法その2ということで、実際に私が使用した教材をご紹介していきます。
1.TOEFL Readingの概要
前回のブログを参照・・・
2.TOEFL Readingのポイント
前回のブログを参照・・・
3.教材
・TOEFLテスト完全攻略リーディング (難易度:C)
Reading対策をするにあたって、まず最初に私が購入したのがこの本でした。
この本にはテストの傾向や著者が薦める解答法などが記載されており、TOEFL Readingを知るにあたって最適の1冊であると言えるでしょう。
練習問題はあまり掲載されていないためこれだけで高得点を取ることは難しいですが、Readingを解くための下準備には十分かと思います。
しかしながら、前回も少しお話しした通り、この参考書のやり方を完全にコピーしていると意外に点数が伸びません。
実際に問題を解いてみて点数が上がらないようであれば、自分に合った別のやり方を模索することをお勧めします。
※今手元に本がないため、見つけ次第追記します…汗
・Extensive Reading for Academic Success(難易度:B)
評価が分かれるのがこのシリーズです。
海外の書籍で、AからDまでトピックごとに分かれています。
Book A:
(1) English and American Literature
(2) Geography
(3) Biology
(4) Communication
(5) Anthropology and Archaeology
Book B:
(1) Science and Technology
(2) Medicine and Healthcare
(3) Chemistry
(4) Linguistics
(5) World History
(6) The Humanities
Book C:
(1) Modernization
(2) Sociology
(3) Physics
(4) Business
(5) Art and Music
Book D:
(1) The Classics and World Literature
(2) American Literature: 19th & 20th Century
(3) Environmental Science
(4) American History
(5) Psychology
(6) Computer Science and Information Technology
私はAとBの2冊しか持っていないのですが、それぞれ80題もあったためかなり読みごたえがありました。
この4冊をすべて読めばある程度の基礎知識は蓄えられるため、TOEFL本番でどんな分野が出ても大丈夫です。
そんなに良い教材ならなぜそんなに評価が分かれるの、という話なのですが…。
実はこの本には文章の隣にTOEFLの設問のような問題があるのです。
私も最初はその問題を活用していたのですが、だんだんとあれ?という感じになってきました。
実はこれ、解答や設問が時々間違っているのです!!!笑
それを知らうずに解いていた私は、「なぜこの問題を間違えたんだろう?」「答えはどうやって導き出されたんだろう?」と段々パニックになり、最終的にその問題を解くことはなくなりました。
正直言って何が本当に合っていて何が間違っているのかがさっぱりわからないため、もしこの本を活用したいのであればアカデミックな文章を読む練習と割り切って、問題は解かないようにした方がよいでしょう。
・Scientific American (難易度:S)
最終的に私のReadingスコアをグーンと挙げたのがこの本です。
アメリカで月に1度発売されている化学情報誌なのですが、さすが専門誌だけあってすごく難しい!!
英語だけでなく、その内容もかなり専門的で、内容を理解するのにはかなり苦労します。
かくいう私も、初め読んだときちんぷんかんぷんで、知らない専門用語なんかをwikipediaで調べながら読んでいました。
内容が難しすぎるとそっちの理解にばかり気を取られてしまって英語の勉強にならないので、私個人としてはある程度身近なトピックを中心に読んでいった方がいいかなと思います。
例えばトランプの話題や世界の飢餓に関する話題なんかはわりととっつきやすかったです。
一方、ブラックホールの接続やら宇宙空間にある空っぽのスペースやら(うろ覚え)、あまりにも専門的すぎるトピックはさすがのTOEFLでも出ませんので、よっぽど興味があったり、自分の研究に近い内容以外は飛ばしても構わないと思います。
文章の難易度的に言うと、TOEFL本番よりもかなり高いレベルで構成されています。
ネイティブによってネイティブのために書かれた文章なんですから、当たり前ですよね。
ただこれを読めるようになると、TOEFLのReadingはかなり易しく感じます。
月に1回の刊行なので、1月1冊ペースで読んでいけば3か月くらいでReadingの力がついたのを実感できるようになること間違いなしです!
この3冊が、私が主に使っていた参考書、教材です。
とにかくReadingの対策には、読んで読んで読みまくることが大切。
問題の解き方はある程度読解力がついてからで構わないので、まずはアカデミックな文章をスラスラと読めるようになることを目標にしましょう。
前回から2回にわたってReadingの対策方法をご紹介しましたが、参考になる部分はあったでしょうか。
私はこのやり方を続けて1年ちょっとで25点前後は確実に取れるようになりました。
点数の推移を見てみると、途中で伸び悩んだ時期もありましたが、そこでくじけずにひたすら英文を読み続けました。
TOEFLの対策をやっていると、必ずどこかでは伸び悩むとき、壁に当たるときがやってきます。
そのときに、くじけずに勉強を続けたり、ちょっと教材を変えたりしてみると、また少しずつ点数が伸びていきますよ。
それでは。